ブログ「Puppet Therapy Cafe」

パペットの心理学的機能 その4

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

パペットの心理学的機能として、次に挙げられるのは、

「オウムがえし」です。

パペットセラピーでは、術者とパペットが会話をします。

その会話は、時にオウム返しとなることがあります。

この言葉の繰り返しにより、聞き手はには言葉の刺激が

強化されることになります。

また、子どもがその言葉を繰り返せば、

話し言葉の強化にもなります。

 

 

パペットの心理学的機能 その3

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

パペットの心理学的機能として、次に挙げられるのは、

「連帯感」です。

可愛いパペットは、子どもにとっては、お友達の存在になれます。

友達としての連帯感が生まれ、仲間としての会話が生まれます。

大人には言わないことでも、友達のパペットなら話せてしまう。

そんなことがあるのです。

パペットの心理学的機能 その2

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

パペットの心理学的機能として、次に挙げられるのは、

「優越感」です。

可愛らしいパペットに触れると、思わず撫ぜてあげたくなります。

それは、幼児であっても、同じです。

自分よりもっと幼く、守ってあげるべき存在と思うのでしょう。

このパペットというものに、何かをしてあげたいという感情も芽生えてきます。

この優越的感情は、意欲を引き起こすきっかけともなります。

パペットの心理学的機能 その1

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日からは、新しいお話しを始めます。

 

パペットセラピーでは、パペットの持つ心理学的な機能を利用しています。

特に、幼児を対象とした場合は、わかりやすいですね。

そこで、その機能を説明していきます。

まず、今日取り上げますのは、「安心感」です。

パペットというのは、可愛らしく、幼い感じの人形や動物の形をしていて、

傷つけられたり非難をされたりしないと感じます。

そんな安心感が、心を開く第一歩となります。

 

 

 

 

 

パペットセラピーの活用現場 その10

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日は、この話題のまとめのお話しです。

 

前回まで、パペットセラピーがどのような場で活用されているかの

ご紹介をしてきました。

このように、パペットセラピーは、医療・心理・教育・福祉などの現場で

活用されています。

まだマイナーかもしれませんが、やってみれば、きっとあなたもその効果を

体験できることでしょう。

 

このような現場でお仕事をされている方は、仕事の幅を広げることにもなるでしょうね。

 

 

 

パペットセラピーの活用現場 その9

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

カウンセリングの場でも、パペットセラピーは活用されています。

人間は、成長するに従い社会生活に必要な仮面を身に着けていきます。

100パーセント本音のままでは、生きていけませんからね。

でも、仮面の状態ばかりでいると、本当の自分が分からなくなります。

そして、精神的にバランスがくずれたりします。

カウンセリングの場では、そんな心の状態を解明していくのですが、

そのための道具に、パペットを利用することができます。

パペットの口からは、どんな心の声が発せられるのでしょうか?

パペットセラピーの活用現場 その8

ようこそ 「puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

パペットセラピーは、日々の子育ての中でも活用することができます。

子どもは、時に親に反抗的な態度をとります。

それは、子どもが親に何かメッセージを発しているということです。

ただ、子どもが本音を表現しないということがあり、親が分かりにくい場合があります。

そんな時、パペットを使うと、子どもの本音をキャッチできたりします。

あなたも、パペットを家族の一員として、迎えてみてはいかがでしょうか。

 

パペットセラピーの活用現場 その7

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

パペットセラピーは、ターミナルケアの現場でも活用できます。

人は、自分の人生の終わりのとき、心安らかに迎えたいと願います。

たとえ、病との闘いで、肉体がつらい日々であったとしても、

心に温もりのようなものが必要でしょう。

その役割を果たすのが、パペットです。

「一時でも、つらさを忘れられ、ほほ笑みが生まれれば。」

看護や介護の現場で働く方たちは、そう願って活用しています。

パペットセラピーの活用現場 その6

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

発達障害の子どもへの教育現場で、パペットセラピーは利用されています。

発達障害の子どもは、集団の輪に溶け込むことが難しいことがあります。

また、他人との会話ができなかったりもします。

そんな時、パペットを介在させると、興味を示し、パペットとの会話は

できるようになったりします。

パペットを友達だと感じて、次第に心を開くようになることがあるのです。

 

 

パペットセラピーの活用現場 その5

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今日も、前回の続きのお話しです。

 

今日ご紹介するのは、小児病棟での活用です。

重い病で、長期に入院をしている子どもがいます。

病気との闘いは、大人でも辛いものです。

まして、子どもなら、どんなにか心身の痛みが大きいものでしょう。

そんな子どものストレスを少なくするのに、パペットセラピーの活用が行われています。

当学会の海外名誉会員の方も、この分野で活動をされています。