オリジナルパペット その5
2018年03月17日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
子どもたちは、パペットを使って劇を作ることを考えます。
劇というのは、ストーリーを作ることになりますから、
創造力の育成につながりますし、国語力の強化にもなります。
そして、人を楽しませようという意識も出てきますので、
総合的な学習効果があります。
わくわく効果もあるので、とても有効ですね。
カテゴリ:オリジナルパペット
2018年03月17日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
子どもたちは、パペットを使って劇を作ることを考えます。
劇というのは、ストーリーを作ることになりますから、
創造力の育成につながりますし、国語力の強化にもなります。
そして、人を楽しませようという意識も出てきますので、
総合的な学習効果があります。
わくわく効果もあるので、とても有効ですね。
カテゴリ:オリジナルパペット
2018年03月14日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
自分でパペットを手作りした子どもたちは、早速お友達と会話を始めます。
子どもたちは、ごく自然に、パペットに自分の気持ちを表現させたり
します。
教えたりしなくても、うまく分身の存在を楽しんでいます。
この自然なコミュニケーションの形が、教育現場でも重要な役割を
果たしているのですね。
カテゴリ:オリジナルパペット
2018年03月10日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
子どもにとって、パペットを作ることは、表現の活動です。
どんなパーツを使うか、色はどんな色を選ぶか、衣装は何を着せるか、
色々と考えながら作ることは、どんなに楽しいことでしょう。
そして、出来上がったものに、自分で名前をつけます。
まるで、新しい命の誕生のようです。
カテゴリ:オリジナルパペット
2018年03月07日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
現代の子どもたちのおもちゃといえば、コンピューターゲームのように、
機械的で、技術的に完成されたものが多くなっています。
一方、手作りで作るパペットというものは、何かレトロなおもちゃのように
思うかもしれませんね。
しかし、こんな時代だからこそ、自分だけのオリジナルなパペットを
作るのは、子どもたちにとっては、とてもワクワクすることなのでしょう。
学校の授業で、こんなワクワク感が味わえるのは、とても素晴らしい
ことですね。
カテゴリ:オリジナルパペット
2018年03月03日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回から、新しい話題でお話しをします。
パペットセラピーを行うには、パペットは必須ですが、
手作りで、自分だけのパペットを作ることもできます。
そして、作る過程も、ある意味でセラピーになります。
教育現場でも、手作りパペットで様々な活動が行われ、
効果が表れていることが、会員から報告されています。
そこで、その中から順次ご紹介していきます。
カテゴリ:オリジナルパペット
2018年02月28日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
被災地の子どもたちは、言葉にできない程の恐怖や不安や悲しみを
経験しています。
その感情をヒブッキーやパペットに投影し、また、共有することにより、
心の整理をしています。
そして、乗り越えて、前へ進む力を育むことにつながります。
このようなパペットの力を、被災地支援活動を通して体感できたことは、
当学会にとっても、貴重な経験となりました。
カテゴリ:被災地での心のケア
2018年02月24日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
被災地の子どもたちに、パペットを手渡したことは、心のケアの
継続をすることになります。
子どもたちは、その後もこのパペットを使い続け、知らないうちに
セルフセラピーをすることになります。
自分で思うままに、心の声を表現し、心の開放をしていきます。
怖かったこと、悲しかったことをため込まないで、自己消化を
することに役立つのです。
これは、支援が一時的なものにならない工夫でもあります。
カテゴリ:被災地での心のケア
2018年02月21日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
被災地の子どもたちが、心の底に抱えている声を、パペットを使って
表に出すこと。
これができるのは、パペットの特徴ともいえる「Me and Not Me理論」
にあります。
パペットが話していることは、本当は自分がしゃべっている本音だが、
しゃべっているのは自分ではなくパペットだということ。
発言の安全性が保証されているという安心感が、心の声を開放させて
いるのですね。
カテゴリ:被災地での心のケア
2018年02月17日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
被災地の子どもたちに、手作りのパペットを完成させ、自由に遊んで
もらう中で、震災に関係する気持ちをパペットを通して語ってもらい
ました。
一見無謀なことのように感じるかもしれませんが、恐怖や悲しみの
感情を表出することは重要なことだと、イスラエルの子どもたちの
行動観察からも明らかになっています。
パペットがしゃべったことに責任を負わなくてよい。
そして、非難もされない。
だから、子どもたちは安心して気持ちを外に出せるのです。
カテゴリ:被災地での心のケア
2018年02月14日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
宮城県山元町の小学校では、イスラエルシュナイダー小児医療センター方式の
パペットセラピーを行いましたが、これは、未完成のパペットを1体ずつ
プレゼントし、これを完成させる工程も含んだ、パペットセラピーです。
瞳や舌や洋服の模様シールを用意し、子どもたちは、思い思いのアイテムを
貼り付けて完成させていきます。
そして、自分専用のパペットが出来上がると、早速、友達同士のおしゃべりが
止まらなくなりました。
パペットを自分で完成させるということは、与えられたものではなく、
自分の力によって生み出されたもので、愛着が湧き出てきます。
そして、自分のパペットを思うままに扱うことができる主体者である
という自覚が生まれると思われます。
カテゴリ:被災地での心のケア