ブログ「Puppet Therapy Cafe」

パペットの選択 その5

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

パペットは、言葉を話すことができるということで、

外見に関わらず「人間」に昇格します。

ですから、たとえ動物のパペットでも、服を身に着けます。

そして、その服は、その場にふさわしい衣装にします。

例えば、病院で子どもたちに対してパペットセラピーを

行うなら、パジャマを着せるなど、工夫をします。

これは、共感を得るということが重要であるということです。

パペットの選択 その4

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

パペットセラピーでは、パペットを相手の好みや発達段階に応じて

選びます。

一般の腹話術の演技では、自分が表現したい内容に応じて選ぶので、

その点が違っています。

そして、相手の反応を見ながら介入し、もし、受け入れを拒否されたら、

撤退します。

相手に対する配慮は、重要です。

 

パペットの選択 その3

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

パペットの形状には、人間、動物、鳥、爬虫類、昆虫や

架空の動物などがあります。

そして、いずれの場合でも、威圧的な存在でないものがよいです。

また、サンタクロースや有名なキャラクターの場合ですと、

空想の範囲に制限があるので、避けたほうがよいとされています。

やはり、キャラクターのイメージが強いと、自由な発想が生まれ

にくいということですね。

パペットの選択 その2

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

パペットには、色々な種類があります。

販売されている腹話術用のハードパペットやソフトパペット。

靴下などを利用して作る、ソックス人形。

手作りのもの。

ぬいぐるみの口を加工して、開閉できるようにして、パペットにしたもの。

どれでも、目的に合うものであれば、素材にとらわれる必要はありません。

それよりも、気軽に始めてみる方が大切です。

パペットの選択 その1

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回から新しいテーマでお話しを始めます。

 

パペットセラピーを行うためのパペットには、種類が

色々ありますが、どのようなものを選んだらよいか、

迷うことがあります。

そこで、選択のためのヒントとなるお話を、次回より

していきます。

海外名誉会員の紹介 その16

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

当学会の名誉会員は、前回までにご紹介してまいりました

4名の方々です。

いずれの方も、パペットのもつ力を十分に利用して、

それぞれの分野で、素晴らしい活動をされています。

日本でも、当学会の会員の方々が、同じように活動しています。

これからも、同じ志を持つ者として、お互いに協力していきたい

ものですね。

 

海外名誉会員の紹介 その15

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

病院に入院している子どもは、大きなストレスを抱えています。

例えば、手術を受けなければならないとしたら、大人でも不安な

気持ちで、いたたまれなくなるでしょう。

子どもは、そんな場合でも、その感情と必死に戦っています。

そこで、その感情をパペットを通じて話してもらうことができます。

そして、パペットが話したことに、子どもは責任を持たなくてもよい

ということに大きな意味があると、スーザンさんは語っています。

海外名誉会員の紹介 その14

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

スーザン・リンさんは、当学会の大会講演の中で、

パペットは、私 Meであって、私ではない Not Me

という相反することが同時に起こっているという話をされて

います。

この「Me and Not Me」の機能が、パペットセラピーの重要な

要素です。

そして、パペットが子どもにとってパワフルな道具となっている

のです。

海外名誉会員の紹介 その13

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

次にご紹介する海外名誉会員は、アメリカのスーザン・リンさんです。

スーザンさんは、ハーバード大学医学部精神科の心理士で、

腹話術師、パペットセラピストとして、活動しています。

そして、当学会の第9回大会の特別講演で、病院での子どもたちに

対する、パペットを使った関わりから分かったことについて、

お話をされました。

海外名誉会員の紹介 その12

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

ウェンディーさんは、パペットを使って、術前の説明や、医療操作の説明を

行っています。

例えば、酸素マスクの使い方を子どもに説明する場合に、パペットの

アプリコットちゃんに付けて、説明します。

これによって、子どもが怖がらずにリラックスして、使うことができます。

パペットの利用は、アイディア次第です。