ブログ「Puppet Therapy Cafe」

日本語力の低下

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

 

コミュニケーションの中心になるのは、言葉です。

そして、日本人にとっては、その中心になるのは、日本語です。

しかし、その言葉のやり取りが、とても軽くなっていて、例えば、

言葉を短縮して、新しい言葉を作ってしまい、若い世代にとっては、

当たり前のように、飛び交っていて、また、どんどん新語が作られては、

また消えてゆく。

しかし、他の世代にとっては、全く通じない。

そんな現象が、よくあります。

そのうち、正しい本来の言葉が、分からない世代が大人になってゆく。

何か、言葉が疎かになっているような気がします。

そして、それがコミュニケーション力の低下になるのではと、心配になります。

言葉の力を磨く

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腹話術をコミュニケーションのツールとして考える場合、

腹話術の技術は勿論ですが、何を伝えるかという、

話の中味も非常に重要となります。

最近は、携帯電話のSNSの中のやり取りばかりで、

リアルな会話を交わすことが、減っているという人も多いでしょう。

そうすると、リアルなコミュニケーション力が低下する危険性も

あります。

また、使う言葉もどんどん減っていくこともあります。

意味のある内容を伝えるためには、言葉の力を磨くことは、

とても重要なことです。

 

パペットと友達になろう

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パペットと円滑にコミュニケーションができるようになるためには、

ふれあう時間を増やすことです。

人間同士でも、仲良くなるためには、接触の機会を増やすということと

同じです。

構えて「さあ、練習するぞ。」ということではなく、いつも身近に

パペットにいてもらい、挨拶を交わすとか、ちょっとした会話をする等

ふれあいの機会を増やします。

長引くマスク生活で、声を出す機会が少なくなっている方も

多いことでしょう。

このように、構えずにパペットと友達になってみましょう。

慣れる

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見せる目的の腹話術は、どうしても、人前であがってしまう

ということが心配で、臆病になってしまいがちです。

しかし、限られた人数で行う場合なら、それも軽減するでしょう。

ですから、そうした場を数多くこなして、ともかく

腹話術のコミュニケーションに慣れるようにしましょう。

「習うより慣れよ」ですね。

構えて行うのではなく、自然にパペットと話しができるように

なることをめざしましょう。

 

集中力

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人間の話すスピードと聴くスピードには、大きな違いがあります。

つまり、話す能力より聴く能力の方が格段に大きく、その差は

5倍程度あるそうです。

ですから、聴いている方の頭の能力には余裕があるので、

関係ないことを考えたりできるということになります。

つまり、話し手の話の内容に集中しているかというと、必ずしも

そうとは言えないということです。

そこで、より興味を高め、集中してもらうために、パペットを

コミュニケーションのツールとして使うというのも、有効な

方法でしょう。

日常にする

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コミュニケーションとしての腹話術は、気軽に行うことが必要です。

演技としての腹話術は、非日常のこととなっているので、

日常のものにするには、まず、パペットを手に届きやすい場所に

置いて、手軽に使える環境にしておくようにします。

どこかにしまっておいては、日常のものにはなりません。

高額なものを用意する必要はありませんので、

手軽に日常使いができるものを準備して、日頃から親しむことから

初めてみましょう。

 

愚痴の聞き役

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人間は生きていれば、愚痴の一つも言いたい場合はあります。

愚痴は、自分の心の中のモヤモヤを吐き出すことができるので、

心の中に溜めておくより、精神衛生上は良いのではないでしょうか。

そんな愚痴の聞き役に、パペットを活用するのも良いでしょう。

むやみに他人に言えないことでも、パペットなら相手になって

くれます。

こんな形で、気軽にパペットは有効活用できます。

オウム返し

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傾聴のスキルとして、相手の会話を繰り返すこと、いわゆる

「オウム返し」という方法があります。

これは、相手の言ったことを受け止めることや、自分の意見を

押し付けないで、相手の気持ちになるという意味があるそうですが、

パペットとの会話でも、この方法でまずやってみるというのも

良いでしょう。

術者の会話を、パペットが繰り返すことを基本にして、会話の練習を

すれば、台本のない言葉のキャッチボールになります。

また、セルフセラピーのように、術者が悩みを語り、それに対応する

パペットの立ち位置として、展開させるというのも良いでしょう。

セルフセラピーで練習

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パペットとのスムーズな会話を展開するために、

まずは、セルフセラピーで練習してみましょう。

いきなり他の人を相手にするのは、ハードルが高い

でしょう。

自分一人で、台本無しの話のキャッチボールをして、

テンポ良く進められるようにして、自信を持てるように

しましょう。

台本のない世界

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演技で行う腹話術には、台本があり、それに基づく会話を行えばよい

のですが、セラピーなどのように純粋にコミュニケーションの手段

として、腹話術を行う場合、より自然な会話運びが必要になります。

そこに、ぎこちなさがあると、不自然な感覚が相手に伝わって

しまいます。

あえて、人間同士の会話にせず、パペットを介在させることの意味を

活かすためには、よりスムーズな会話運びに努めるようにします。