ブログ「Puppet Therapy Cafe」

カウンセリングの心 その8

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

カウンセリングでは、相手の本音の部分を引き出すことが

重要ですが、セラピストに直接話すことができない場合でも、

パペットを通して話してもらうと、自分が話しているのではないという

安全弁が働いて、本音が語られやすくなります。

パペットの「Not Me」の機能というのは、このような場面でも

有効になります。

カウンセリングの心 その7

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

パペットがラポールの形成に有効な特徴として、セラピストと

相手とのの関係が、パペットの介在により、一対一にならないという点が

あります。

つまり、三者が語り合うという三角形の関係になることりより、

安定感が生まれるのです。

ある意味、緊張感のある二人のみの関係には、クッションのような

役割が必要なのでしょう。

 

カウンセリングの心 その6

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

ラポールの形成で、パペットの役割としては、安心感を与えるという

点があります。

人からの直接の視線に脅威を感じる場合でも、パペットに関心を持って

もらえることで、関係の開始や継続をしやすくなります。

また、パペットが話しかけることで、素直な応答を引き出しやすく

なります。

カウンセリングの心 その5

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も。前回の続きのお話しです。

 

カウンセリングを効果的に行うには、ラポールの形成が重要です。

ラポールとは、フランス語で、セラピストと相手との信頼関係という

意味です。

どんな人でも、信頼のおける人でないと、自分の心を開くことは

ないでしょう。

ですから、信頼関係なしに、話を進めることはできない

ということですね。

 

カウンセリングの心 その4

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

カウンセリングの前には、相手の実態をよく把握しておきます。

そして、興味や得意なことを把握し、その知的・認知レベルに

合わせた話術、話題を用意します。

まず、受け入れてもらうための準備が必要ということですね。

カウンセリングの心 その3

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

カウンセリングというと、何かを指導するという

イメージがあるかもしれませんが、そうではありません。

むしろ、威圧的であったり、指導的な関わりにならないように

気を付けます。

言葉づかいも、否定的であったり、禁止することや、命令することは、

排除します。

このような言葉は、相手の心を閉ざすことになるからです。

カウンセリングの心 その2

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

パペットセラピーでカウンセリングを行う場合は、

相手の心に寄り添い、ありのままを受け入れることが必要です。

相手が、例えば攻撃的な態度であったとしても、

その心の状態を受容し、動じることなく、

落ち着いた態度で臨みます。

相手の機嫌が悪いなら、まずそのことを認めたうえでの対応を

します。

カウンセリングの心 その1

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回から、新しいテーマでお話しを始めます。

 

パペットセラピーを行う場合、カウンセリングの心が必要になります。

カウンセリングというと、専門的な知識や技術で相談や援助を行うことに

なるので、難しいことに感じるかもしれませんが、

基本的に必要なことをいくつかご紹介していきます。