被災地での心のケア その2
2018年02月07日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
当初の被災地支援活動では、ヒブッキープロジェクトと共同で行い、
ヒブッキー犬のぬいぐるみを子どもたちに手渡していましたが、
この悲しげな目をしたぬいぐるみには、意味があります。
「私たちは気の毒なヒブッキー犬の世話ができる強い子だ!」という
気持ちを起こさせるということです。
これは、より能動的、主体的な存在とするためのレジリエンス(克己心)
教育の方法だと考案者は言っています。
確かに、苦しみから立ち上がるためには、支援を受けるだけの受動的な
存在で居続けていては、いけないということなのでしょうね。
カテゴリ:被災地での心のケア