腹話術はワクワクする遊び
2024年03月11日
こんにちは。理事の安藤と申します。腹話術師を15年ほどやっています。
自分が思いついたダジャレを自分の口で言うのは恥ずかしくても、人形に言わせるならば気持ちが楽ですね。「このキノコ、あキノコない味だねぇ」とか「紅葉を見に行コウヨウ!」とか、今までなんと多くのダジャレを思いつき、人形に言わせてすべってきたでしょうか!でも大丈夫!自分はツッコミ役になればいいのです。すべるのは人形ですから。
歌だってじゃんじゃん歌います。音が外れても大丈夫!歌詞がおぼつかなくても大丈夫!歌うのは人形ですから。自分の受け止め方次第で、それを人形の素敵な個性にもできます。
そうなのです。腹話術で人形(パペット)と会話することは、私にとってはとても自由なワクワクする遊びです。私は、人形に心を楽にしてもらっていると常々強く感じています。そして「もう一人の自分」とも言える人形の存在を観客の皆さんに受け止めてもらえる体験を通して、まるで自分が認められたような気持ちになり、元気が出てきます。腹話術を演じることがセルフセラピーとなっているのではないかと思っています。この点について、多くの腹話術の経験者といつか議論を深めてみたい!と思っています。
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