被災地での心のケア その4
2018年02月14日
ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ
今回も、前回の続きのお話しです。
宮城県山元町の小学校では、イスラエルシュナイダー小児医療センター方式の
パペットセラピーを行いましたが、これは、未完成のパペットを1体ずつ
プレゼントし、これを完成させる工程も含んだ、パペットセラピーです。
瞳や舌や洋服の模様シールを用意し、子どもたちは、思い思いのアイテムを
貼り付けて完成させていきます。
そして、自分専用のパペットが出来上がると、早速、友達同士のおしゃべりが
止まらなくなりました。
パペットを自分で完成させるということは、与えられたものではなく、
自分の力によって生み出されたもので、愛着が湧き出てきます。
そして、自分のパペットを思うままに扱うことができる主体者である
という自覚が生まれると思われます。
カテゴリ:被災地での心のケア