ブログ「Puppet Therapy Cafe」

被災地での心のケア その2

ようこそ 「Puppet Therapy Cafe」へ

今回も、前回の続きのお話しです。

 

当初の被災地支援活動では、ヒブッキープロジェクトと共同で行い、

ヒブッキー犬のぬいぐるみを子どもたちに手渡していましたが、

この悲しげな目をしたぬいぐるみには、意味があります。

「私たちは気の毒なヒブッキー犬の世話ができる強い子だ!」という

気持ちを起こさせるということです。

これは、より能動的、主体的な存在とするためのレジリエンス(克己心)

教育の方法だと考案者は言っています。

確かに、苦しみから立ち上がるためには、支援を受けるだけの受動的な

存在で居続けていては、いけないということなのでしょうね。